平成17年9月

九大薬友会関西支部

ご 挨 拶

九大薬友会関西支部
支部長 岩崎光隆

空の色に、雲の形に、風立つ様子に、秋を感じるようになりました。繰り返して起きる地震、台風と豪雨、そして総選挙と、何か騒がしく過ぎて行った今年の夏でしたが、わたくしたちが携わる薬業、教育、研究といった分野にも、やがて来るさらに激しい変動を予感させるような動きが目立つようになってきました。

九大薬友会関西支部の皆様、そしてこのHPを何時もご覧頂いている皆様、如何お過ごしでしょうか。わたくしたち、九大薬友会関西支部の第21回支部総会が去る9月9日に開催され、予定した議題が何れも提案どおりに承認され、それに続く懇親会も大変盛会のうちに無事終了しました。ご多忙な中をこの総会にご出席下さった多くの会員の皆様に厚くお礼を申し上げます。特に、当日は、このために米国出張の旅程を一日短縮して帰国され、その帰路成田から直接大阪にお立ち寄り頂いて貴重なご講演を賜った、九州大学大学院(薬学研究院)教授 内海 英雄 先生に厚くお礼を申し上げたいと思います。先生には、病態小動物における活性酸素・フリーラジカルの動態を可視化するというご自身の先端的なご研究の一端をご紹介頂きましたが、短い時間の中で Power Pointスライドの機能をフルに駆使した実に迫力のあるお話でした。また、先生が携わっておられる科学技術振興、特に壮大な規模の科研費の配分、活用についても、大変貴重かつ興味深いお話を伺いました。何れも先生が自ら情熱を持って取り組んでおられるお仕事を熱く語って下さったという印象で、これだけでもこの日の総会に出席した甲斐があったと感じられる程でした。

わたくしたち、九大薬友会関西支部のお世話をさせて頂いております役員は、今回の総会で、その全員が次年度も引き続きこの大役をお引き受けすることになりました。これからも会員の皆様方のために、支部便りの編集・発行を通じて、またこのHPの積極的な運用を通じて、有用な情報をお届けすると共に、会員相互の親睦を図るためのサービスを充実する努力を続けてまいります。また、次年度第22回総会に向けての準備も開始いたします。そのために、会員の皆様方、お一人、お一人の、一層のご理解とご協力を頂戴できますようにと願っております。また、本会の活動に関して、ご意見、ご提案をお持ちの方は、どうぞ遠慮なくこのHPを利用して、わたくしどもにお聞かせ下さい。皆様、どうぞこれからも暖かいご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。