21回九大薬友会関西支部総会の報告
 

九大薬友会関西支部
幹事長 淀 光昭


 平成17年9月9日(金)、「ガーデンシティクラブ大阪」にて第21回九大薬友会関西支部総会を開催しました。参加者総数は36名で、うち7名が新入会員の方々でした。岩崎支部長の挨拶の後、平成16年度の会務報告(幹事会活動報告、会計報告、監査報告)と平成17年度予算案の承認、平成17年度会計の交代に関する報告、平成18年度役員の紹介と承認が行われました。
 講演会では、九州大学薬学部教授 内海 英雄先生(機能分子解析学)を講師にお招きして、「わが国の科学技術振興における学術振興会の関わり」、「病態モデル動物での活性酸素動態の可視化」という2つの演題で講演いただきました。前半は先生が医歯薬学担当主任研究員を務めておられる日本学術振興会の活動ならびに科学研究費に関するお話でした。一方、後半は先生ご自身の研究に関するお話で、活性酸素の動態を経時的に可視化できる技術とその研究成果に感銘した人は多かったようです。米国の学会から帰国されたその足で会場に到着された先生でしたが、長旅の疲れを全く感じさせない熱意溢れるお話しぶりに参加者全員が引き込まれました。
 青木顧問の挨拶と永繁副支部長の乾杯で始まった懇親会では、新入会員紹介と抽選会が行われました。新入会員紹介では、お国なまりが抜け切れない初々しい新人さんの自己紹介に先輩から鋭くも暖かいツッコミが入り、大いに盛り上がりました。また、今や恒例となった抽選会では、支部役員が持ち寄った品々に加えて、次回支部総会の無料ならびに半額招待券など次回の参加者確保を狙った景品もあり、当選者には好評でした。最後に全員揃って記念撮影を行い、盛会の内に総会を終えることができました。
 関西支部ホームページ(http://yakuyu.net/)に総会の写真を掲載しておりますので、一度アクセスしてご覧ください。