平成18年6月吉日

ご 挨 拶

九大薬友会関西支部
支部長 岩崎光隆

 

若葉の緑が美しい季節になりました。ただ美しいだけでなく、見はるかす山並みや森に萌える新 緑の量感には、素晴らしい自然のエネルギーを感じさせられます。九大薬友会関西支部の皆様、そしてこのHPを何時もご覧頂いている皆様、お変わりなく、お 元気にお過ごしのことと存じます。わたくしたちの出身母体である薬学部で、薬学教育6年制がスタートして2ヶ月が経ちました。この制度の導入に当たっては、支部便りに多くの方々から 貴重なご意見を頂戴し、何か大事なことを置き去りにしたままにしていないかと大変考えさせられました。この制度が、今後どのように運用され、定着していく のか、皆様と共に注意深く見守って行きたいと思います。

さて、当関西支部幹事会では、本年度の総会を9月8日(金)に、昨年と同じ会場ガー デンシティクラブ大阪で開催することを決定し、その準備に向けた活動を開始しております。今年は、冒頭で流れておりますテロップにあるとおり、九州大学大学院薬学研究院臨床薬学講座薬剤学分野教授大戸茂弘先生を講師にお迎えして、「体内時計の分子機構を基盤にした創薬・育薬」というご講演をお聞かせ頂くことになりました。医療の進歩が、そのひとつの必 然的な流れとして、集団の医療から、個の医療に向けて展開されようとしているとき、個の持つ特有の体内変動に視点をおいた創薬・育薬についてのご講演は、 研究開発分野の方々だけでなく、薬に関っている者にとって大変興味のある、そしてまた大変時宜を得たお話になるものと大いに期待をしております。追って、 会員の皆様には、詳しい案内状をお送りいたしますが、大戸先生の教室出身者はもとより、広く会員の皆様の振るってのご参加をお待ちしております。また、ひ とりでも多くの方がこの総会にご参加下さることが、薬友会関西支部の活動活性化に繋がる訳ですから、その意味でもひとりでも多くの方々にご参加頂くように お願いいたします。

 わたくしたち、九大薬友会関西支部の幹事一同は、懸案の課題である支部活動の活性化を如何にして進めるかという議論を今も続けてお ります。その中で浮上しているひとつの方向がHPの維持向上と利便性の増進であります。当関西支部のHPは立ち上げから満4年を経過し、計数されたアクセスは11,000を超えております。しかしながら、 HPの管理は、立ち上げ以来、現役の松村幹事おひとりに依存して参りました。そこで、幹事会からのお願いとして、HPの維持、改善を含む管理をお引き受け いただける会員の方を探しております。現役の方も勿論結構ですが、できれば時間的に余裕があるOBの方が好ましいのではないかとも思います。複数の方のお 申し出があれば共同管理もあり得るかと思っています。ご興味のある方は、HP上の「事務局宛のメール」を利用してお申し出下さい。また、この問題に限ら ず、関西支部の運営、活動に関する、ご意見、ご希望、その他何でもお気軽にお書き込み下さい。皆様、おひとり、おひとりの、お気持ちが関西支部の明日を支 えます。