〜九大薬友会関西支部総会への初参加〜 富
田 美保(53
回生) 九大薬友会関西支部のみなさま、はじめまして。今年から塩野義製薬株式会社の薬物動態研
究部門で働くことになりました富田美保と申します。社会人一年目ということで、早く会社の役にたてる人材に成長したいという思いを胸に毎日張り切って楽し
く仕事に臨みつつも、慣れない関西での、しかも生まれて初めての一人暮らしに寂しさを感じることも多々ありました。そんなとき、九大薬友会関西支部総会へ
のお誘いのお手紙をいただきました。手紙を読み進めながら九大での充実した学生生活を思い出し、懐かしさを覚えて参加することにしました。総会当日、どん
な雰囲気の会なのだろうかという期待と不安に胸をふくらませて会場に向かった私たち新入会員を先輩方はとても温かく迎え入れてくださいました。前半の大戸
先生の講演をお聞きするうちに、大学·大学院時代の研究生活における苦労や喜びを思い起こし、自分の薬学研究に対する興味や熱意を再確認することができま
した。支部総会では毎年、様々な研究分野の第一線で活躍されている先生方をお招きして講演を聞くことができるということなので、日々の業務に追われて研究
に対する好奇心を忘れてしまいがちな自分を奮起させることができる良い機会となるのではないかと思います。そういう意味でも支部総会は大変意義深い会だと
思います。また、後半の立食形式による懇親会では、同じ研究室で過ごした先輩や同期の仲間と再会し、思い出話で盛り上がったのはもちろんのこと、これまで
お会いする機会のなかった先輩方とお話する機会を得ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。博多弁を始めとした九州の方言やイント
ネーションがあちらこちらから聞こえてくる会場にいると、福岡に戻ってきたのではないかと錯覚してしまいそうになりました。自己紹介のときには、関西に来
てから抑えていた博多弁が自然と戻ってきていて、同郷の仲間や先輩と過ごすことで非常にリラックスできている自分に気づきました。本当に楽しい時間を過ご
すことができ、素晴らしい総会を開いてくださった先輩方に感謝しております。
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