ご 挨 拶

九大薬友会関西支部

支部長 永繁晶二

 

 九大薬友会関西支部の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。昨年度(平成20年度)より支部長をしております第21回生の永繁(田辺三菱製薬)でございます。

 薬友会関西支部が諸先輩がたにより立ち上げられて25年になります。

支部長は、第1回生の青木高さん(当時・藤沢薬品、現・青木国際ビジネス特許事務所)を初代に、平田雅春さん(第7回生、当時・塩野義製薬)、岡田弘晃さん(第17回生、当時・武田薬品、現・東京薬科大)、岩崎光隆さん(第5回生、元・塩野義製薬、現・青山特許事務所)とバトンを渡され5代目ということになります。

関西支部の規約を改めて見てみますと、本支部の目的は「相互の連絡と親睦の向上を目指し、ひいては母校の発展に寄与する」とあります。また、関西在住の薬友会の会員のかたを対象としており、実数は不確かですが500名前後と思われます。本年の新入会員のかたが第58回生ということですので、幅広い世代、年齢層で構成されています。

関西支部の活動としては、初年度より毎年継続して開催しております親睦会をかねた総会があります。現役の教授を招いての講演、新入会員の紹介などを含め懇親の場としております。また、7年前より、関西支部独自のホームページを設けています。

また、このところの関西地区の薬業界の地盤沈下(現実として、研究所の移転や廃絶、合併による大手企業の東京移転など)の問題、それからこれは同窓会組織共通の課題と思われますが、世代間、個人の価値感の違いなど、関西支部の活動における逆風と思われる要因があります。

ただ、同窓会は同窓会であり、それ以上でもそれ以下でもなく、懇親の場があれば、常にではなくとも顔を出し旧知の再会を期す、日頃会わない友人、知人で交流の場として利用する、講演される教授の教室OBが懇親会をする、あるいは世代、企業、組織を問わず交流の輪を広げるなど、個人によって違った意味合いもそれぞれあり得ますし、それなりの価値が見出せるのではと思っています。九大薬学部という共通のルーツを持った我々が、そこに何らかの価値を見出し、関係性を広げていく、あるいは深める、そのような場であればと思っています。

わたくしたち支部役員は、関西支部の活動を会員の皆さまに知って頂き、より多くの会員の皆さまに興味をもって参加頂けるよう尽力してまいります。どうか、ご支援、ご協力をお願いします。

                                

                                   以上